その症状は根腐れかもしれません

花が茶色く枯れ始め、葉にも茶色いシミが広がってきた…という症状です。
この症状は「根腐れ」の可能性が髙いです。

根腐れの原因の9割は「水のやりすぎ」

根腐れが起きる原因の約9割は、「水のやりすぎ」が原因です。
※残り1割は冬場の凍傷

アンスリウムはそれほど頻繁な水やりを必要としない植物です。
それこそ、2週間くらいに1回程度で構いません。
あまり早い頻度で水を与えると、土の中が常に湿った状態になります。
その結果根が窒息し、根腐れにつながります(根も呼吸するので、適度な空気の層が必要です)。

まずは水やりをストップし、土が乾くまで待ちましょう

水のやりすぎが原因なので、まずは水やりをストップしてください。
HB-101等の活力剤もNGです。
水分自体を与えないようにし、風通しの良い場所に移してください。

水やりを控える時期は、まずは2週間。
その後、土に指を第二関節あたりまで差していただき、指先に土がつくかをご確認ください。
指先がひんやり感じられ土が付くようであれば、まだ土は乾いていません。
さらに1週間ほど時間を空け、同様に土の乾きを確認してください。
指先に土がつかなくなれば水のやり時です。
土全体に水が浸透するように、たっぷりと水を多めに与えてください。
そして2週間後指を~、を繰り返してください。

植替え直後に急な水やりをすると、似た症状が出ます

植替え直後のアンスリウムの根は、少なからずダメージを受けています。
そのため、植替え直後に水を与えると同じような根腐れ症状が出ることがあります。
植替え時には水で十分に湿らせた土を使用しましょう。
植替え直後は1~2週間ほど間を空けてから水をたっぷりと与えるようにしてください。