そのツブツブ、「気持ち悪い」とか言わないで

アンスリウムは植物なので、受粉して種子を作ります。
やや見た目がグロテスクではありますが、元気に育っている証拠なので、
切り取ったりしないでくださいね。

アンスリウムが花を咲かせ、種子を作るまでの流れを以下にまとめました。
ご興味のある方はぜひ種子を採って発芽させてみてはいかがでしょうか。

 

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アンスリウムは、上記の通り花を咲かせていきます。
この先端部が花で、雌しべと雄しべが一緒になっています。
鮮やかな色になる部分(上記図だと白色の部分)は「萼(がく)」です。
このステージでは、まだ全体的に柔らかく、瑞々しさがあります。

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次のステージになると、先端がスパイク状になり、徐々に硬くなり始めます。
その後、先端部が緑化し始め、萼の色が古ぼけた感じに変わってきます。

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受粉すると種が徐々にでき始め、熟すとこちらのような感じになります。
このステージになった種は採取して、ミズゴケのような多湿性の培地に
植えておくと発芽します。