2017年2月湖東のアンスは「エジソン -Edison-」をご紹介。
バレンタインデーが近いということで、赤色かつインパクトのある草姿の品種をチョイスしました。
「赤色」と一口に言っても、品種の中でそれぞれ色合いが異なります。
ワインのような暗めの赤から朱色に近い明るい赤まで様々。
品種によっては、明るい赤は本当にビビットに主張してきます。
そのため、「赤はキツイから嫌だ」というお客様もおられます。
そんな方にお勧めの品種です。
個人的には、エジソンの赤は「男らしい赤」色だと思っております。
赤の色合いはやや渋めで、黒光りする大人らしさを備えております。
また、耳部分が緑になるオバケタイプで、花先と耳部分の中間色はやや茶色っぽくなります。
3色のグラデーションカラーになるものは、赤色でも珍しいのです。
大きな花を咲かせますが、ダコタのように背丈はそこまで伸びません。
以前ご紹介した「ダコタ」の背が低くギュッとしまった感じです。
横にボリュームのある広がりをするため、お勧めサイズは6・7寸および浅鉢です。
エジソンもまた、当園が得意とする品種で、他にはない大きな花とボリューム感が特徴です。
毎年エジソンご指名でのオーダーを多くいただきます。
当園では、浅鉢と寄せ植えの一色として使うことが多いです。
他の品種よりも「買った時のお得感ある」品種なので、ぜひ店頭でご覧ください。